Chat GPT、Gemini、Claude、各生成AIのAPI料金

生成AI

Chat GPT、Gemini、Claude、各生成AIのAPI料金を比較しやすいようにまとめました。

モデル 入力料金(単位) 出力料金(単位)
OpenAI GPT-4o $2.50 / 1M tokens $10.00 / 1M tokens
OpenAI GPT-4o mini $0.15 / 1M tokens $0.60 / 1M tokens
Claude 3 Opus $15.00 / 1M tokens $75.00 / 1M tokens
Claude 3.5 Sonnet $3.00 / 1M tokens $15.00 / 1M tokens
Claude 3.5 Haiku $0.25 / 1M tokens $1.25 / 1M tokens
Gemini 1.5 Pro $1.25 / 1K文字 $3.75 / 1K文字
Gemini 1.5 Flash $0.01875 / 1K文字 $0.075 / 1K文字

tokensについて

トークン数と日本語の文字数の関係は、使用する文字の種類(漢字、ひらがな、カタカナ)や文脈によって変動します。一般的な目安としては以下の通りです。

日本語の場合:

  • 1トークン ≈ 1.5〜2文字
  • つまり、1文字 ≈ 0.5〜0.7トークン

具体例:

Copy「こんにちは」 - 5文字(約3トークン)
「吾輩は猫である」 - 7文字(約4〜5トークン

ただし、これは非常に大まかな目安で、実際には以下のような現況があります。

  1. 漢字は文字あたりのトークン数が多くなる傾向
  2. ひらがなやカタカナは文字あたりのトークン数が少なくなる傾向
  3. 句読点や特殊文字も1トークンとしてカウントされることがある
  4. 文脈やモデルによってトークン化の方法が異なる

そのため、正確なトークン数を知りたい場合は、各モデルが提供するトークンカウンターを使用することをお勧めします。

注意点

質問を重ねる場合は、過去のやり取りを送信するため、その分の料金がかかります。

例:

user「こんにちは」
assistant「こんにちは!何かお手伝いできることはありますか?」
user「1+1の答えを教えて?」

といったやり取りをする場合、以下のようにtokenを消費します。

1回目の入力: 6token
 user「こんにちは」(6token)

1回目の出力:26token
 assistant「こんにちは!何かお手伝いできることはありますか?」(26token)

2回目の入力:47token
 user「こんにちは」(6token)
 assistant「こんにちは!何かお手伝いできることはありますか?」(26token)
 user「1+1の答えを教えて?」(15token)

過去の会話を送信するかどうかは、開発者側の判断です。会話を重ねるようなシステムを開発する場合、一定回数で会話をクローズさせる必要があります。

その他

DALL·E 3(OpenAI の 画像生成)

1024×1024$ 0.04
1024×1792 or 1792×1024$ 0.08

正方形と長方形で料金が違います。画像生成は料金が高いので、使い過ぎには注意が必要です。

gpt-3.5-turbo fine tuning(OpenAI の トレーニングデータ使用)

入力 1000 token 出力 1000 token 学習 1000token
gpt-3.5-turbo
fine tuning
$ 0.003$ 0.006$0.008

トレーニングデータについては、GPT 4 はまだ使えないようです。